チアリーディングについて｜つくばオールスターチア

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チアリーディングもチアダンスもアメリカ発祥で、応援することから始まったスポーツです。「チア・スピリット（チア精神）を持っている」という点はまったく同じであり、どちらを行う人も「チアリーダー」と呼ばれます（チアガールとは呼びません）。

違いがあるのは、パフォーマンス（演技）の内容です。

チアダンスは、ダンスが中心で、スキルの上達には、バレエやジャズダンスなどの基礎が必要となってきます。アクロバティックな技はあまり行いません。

一方、チアリーディングは、スタンツ（組体操）やタンブリング（体操の床運動）のようなアクロバティックな技が中心です。スキルの上達には、タンブリング（体操の床運動）の要素が必要となります。

チアの大会では、「チアリーディング部門」「チアダンス部門」と部門が分かれており、ルールや審査方法がまったく異なります。

チアリーディングには、「チア・スピリット（チア精神）」という言葉があります。

誰かを応援し、元気づけるというのは、それだけで素敵なことです。
しかし、「がんばって!」と声援を送るだけなら、誰にでもできます。

真のチアリーダーは、自らも身体を鍛え、技術を磨き、そして精神的にもチアリーダーであるべきです。人前で演技をするからには、精一杯練習を積み重ねて、プロフェッショナルな演技をするのは、当然のこと。だからこそ、厳しく指導するときもあります。

チアリーディングの練習を通して、このようなチア・スピリットが身につくことを目指しています。

チアリーダーに大事なことはたくさんありますが、中でも下記の3つを大切にしています。

「笑顔」　笑顔は、チアリーディングの最大の特長です!
笑顔が素敵な人の周りには、笑顔の人が集まり、そして良い環境が生まれます。しかし、「本物の笑顔」というのは、何かを「超えたとき」に得られるものだと考えています。

「応援する気持ち」
　チアリーディングは、応援から発祥したスポーツです。現在は、様々なスタイルのチアリーディングがありますが、どのスタイルのチアリーダーであっても「応援する気持ち」を大事にしています。

「感謝する気持ち」
　どんなスポーツにも共通していることですが、チアリーディングを続けていると、多くの人に支えられていることを知ります。「自分が頑張れているとき」、それは支えてくれている家族や仲間がいるからなのです。

将来、大人になって、「頑張っているのに何故だかうまくいない」というときこそ、この3つのことを思い出して欲しいと願い、日々生徒と向き合っております。

チアリーディングを引退した後こそ、チアスピリットが活きてきます。

奥寺　由紀

「チアリーダー」には、いくつかの種類があります。

それぞれの目的に合わせて、演技もユニフォームも少し違います。

つくばオールスターチアでは、一般クラスはスポーツ応援や地域のイベントを中心に、大会チームは競技会を中心に活動しています。

チアリーディングには、いくつかの競技用のルールがあり、難易度と技の完成度で競うという点では類似していますが、それぞれに特長があります。

1）USASF/IASFルール: United Spirit Association Japan（USA）や、JAMFEST JAPAN!が主催する大会で用いられています。
クラブチーム用のルールです。
USASFとは、US All Star Federationのこと、IASFとは、International All Star Federationのことです。

2）ICUルール: Cheer Japanが主催する大会、あるいはそれに準ずる大会で用いられています。

ICUとは、International Cheer Unionのことであり、IOC(International Olympic Committee) に、2021年7月正式承認されました。チアリーディングは、まだオリンピックの正式種目ではありませんが、将来オリンピック種目として追加される可能性が広がりました。

3）JCAルール: 日本チアリーディング協会（JCA）が主催する大会で用いられています。上記の2つのルールと同様、アメリカのAACCA(American Association of Cheerleading Coaches and Advisors）がおおもとですが、その後時代を経て、日本独自のルールとして発展しています。