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アメリカチア留学記|TSUKUBA ALL STAR CHEER

American Cheerleader Study Abroad

アメリカチア留学記

OSU Cheer Report#61~#80

#61シアトル旅行記(1)~サンクスギビングデー~

サンクスギビングデーは、日本で言う「お盆」のような風習で、みんなHometown(実家)に帰り、ターキーやパンプキンパイなどのご馳走をいただき、のんびりする週末です。ガンディーこと岩野華奈ちゃんと私は、シアトルに住んでいるHye-Jin(JCAのサマーキャンプに2年連続で来てくれた人)のところに遊びに行きました。シアトルに着いた日は、Hye-Jinがシアトルソニックス(NBA)の応援をすることになっていたので、私達は、バスケとチアを観戦することができました。しかも、スィートシートで!Hye-Jinはソニックスのチアのメンバーではないのですが、たまたま1人の女の子が風邪をひいて、出られなくなってしまったため、代理で出たそうです。普段は、チアをやっていないそうですが、still good enoughでした。

#61 シアトル旅行記(1)~サンクスギビングデー~|アメリカチア留学記|TSUKUBA ALL STAR CHEER

#62シアトル旅行記(2)~市内観光~

シアトル2日目の昼間は、Hye-Jinとガンディーとシアトル市内を観光しました。シアトルは、港町です。神戸のように、坂が多いので、高台から海が見えて素敵な景色です。また、シアトルは、スターバックスやタリーズコーヒーの発祥の地でもあります。スターバックスの第1号店に行ってきました。ロゴが少し違い、真ん中に人魚の絵がかいてあるロゴです。観光地として有名なPike Place Marketは、東京のアメ横のような感じです。魚や果物、ドライフラワー、手芸品などが所狭しと並べてありました。また、シアトルはイチローの街でもあります。ビルに大きなイチローの絵が書かれていました。先日のニュースで、日米スターバックスのイメージキャラクターとして、イチローが決まったと、書いてありました。イチローの頑張りは、私達日本人の誇りですね!

#63シアトル旅行記(3)~UW(ユーダブ)~

2日目の夜は、UW(ユーダブと読む)こと、University of Washingtonのバスケットの試合&チアを見に行きました。UWは、Hye-Jinの母校であり、Mikeさん(数年前にJCAのサマーキャンプに来てくれた方)がコーチをしているチームです。UWのチアは、OSUと同じように2チームあるのですが、レベルで分けるのではなく、全く同じレベルのチームを2つ作っているそうです。UWのチアリーダー達も、みんなとっても気さくで、和気藹々としたチームでした。UWは、歴史の古い大学で、キャンパスが素敵です。アメフトのグランドも巨大ですし、バスケットボールの体育館は、新築でした。スポンサーもたくさんついているようです。ちなみに、UWはビルゲイツ(マイクロソフト社長)の出身校です。

#64シアトル旅行記(4)~Hye-Jinフルマラソンに挑戦~

3日目は、Hye-Jinはシアトルマラソンに出場しました。昨年は、ハーフマラソンに出場したので、今年は、フルマラソンに挑戦するとのことです。ガンディーと私は、Hye-Jinの彼氏と友達のケリー(彼女はHye-Jinの同期でUWのアシスタントコーチをしています、ソニックスの応援チアもやっています)と一緒に応援をしました。私は、Hye-Jinが走っている間に、オレゴンに向かわなくてはならなかったので、最後までは応援できなかったのですが、4時間で完走したそうです。ちなみに、次の日は仕事だと言っていました。Hye-Jinもかなりタフですねー!ガンディーはシアトルにもう1泊し、次は、ShawnさんとNicoleがいるバンクーバー(カナダ)に向かいました。ガンディー、オレゴンに来てくれてありがとね!

#65秋学期終了

9月30日から始まった秋学期が、12月7日にて無事終了しました。語学学校はレベル1から6まであり、夏はレベル4を受け、秋はレベル5を受けました。レベル4と5の差は大きかったです。レベル5にいる人たちは、ほとんど英語がスラスラと出てくる人達ばかりで、客観的に見ると、英語に不自由はないように見える人達でした。話を聞いてみると、オレゴンに来る前に、1年間別の州で勉強していた、両親が英語をしゃべれる、などといった人たちでした(なるほど)。レベル4から進級した私にとっては、はじめはショックが大きかったですが、まじめに授業を受けていたので、良い成績でクリアすることができました。最後のプレゼンテーションでは、50点満点中の49点で、クラス一番でした。やったー!秋学期は、応援、練習もあり忙しかったので、本当にあっという間でした。

※はじめは、語学学校だとチアをやれないという話でしたが、コーチのAmberが許可してくれたので、チアを続ける事ができています(感謝ですね!)ちなみに、TOEFLのスコアは思うようには、上がりません。TOEFLってかなり曲者です(苦笑)。帰国までに目指せ550点です!

#66UCAトライアウト(1)

先週に続き、またまた今週末もシアトルに行きました。今度は、UCAサマーキャンプのスタッフのトライアウトを受けるためです。Universal Cheerleaders Association(UCA)では、毎年、11月から1月にかけて、各地域でトライアウトを行い、それに合格した人が来年6月から8月にかけて行われるサマーキャンプでスタッフとして働く事ができます。ワシントン州とオレゴン州のテリトリーマネージャーをしているのは、Shaminという方で、彼女はHye-JinのUWチアの同期です。私も、彼女に夏のサマーキャンプで会っていたので、顔なじみでした。また、トライアウトは、先週訪れたばかりのUWの体育館でしたし、Mikeさんもいたので、緊張はしませんでした。トライアウトと言っても、ラフな雰囲気で、Shaminさんは、「緊張せずに、うまくなる機会だと思って、楽しんでね」と言ってくれていました。

#66 UCAトライアウト(1)|アメリカチア留学記|TSUKUBA ALL STAR CHEER

#67UCAトライアウト(2)

トライアウトの内容は、その場で教えられた、チア1つ、ダンス1つ、ジャンプ、タンブリング、スタンツ少々でした。UCAのスタッフは、はじめの4年間はトライアウトが必須とのことです(5年目以降は免除されるらしい)。トライアウトには、OSUのチアは、私を含めて6人受けました。トライアウトが終わった後は、しばらくUWのチアやUO(University of Oregon)のチアリーダー達と一緒にco-edスタンツを楽しみました。その後、彼らとMikeさんと一緒にご飯を食べて、私達はオレゴンに戻りました(ちなみに車で5時間)。日本でJCA(日本チアリーディング協会)のスタッフとして働いていたときも、いろいろなチームの人と知り合い、一緒にチアを教えることがとても楽しかったのですが、アメリカでも全く同じです。オレゴン州、ワシントン州のチアの知り合いが増えてきました。楽しい~。これだから、チアはやめられませんね。

#68UCA National Championshipの出場権

毎年1月の始めにフロリダ州オーランドのディズニーワールドで行われるUCA National Cheerleading Championshipは日本でもおなじみの大会です。かつて(2001年まで)は、Japan Cupでの各部門優勝チームがこの大会のエキシビションとして参加する権利が与えられていました。アメリカのチームがこの大会の出場権を得るためには、まずビデオ審査があります。各チームでプロモーションビデオのようなものを作成し、それをUCAに送ります。その審査が予選となり、これに通過したチームがナショナル大会に出場することができます。また、各地区の上位1チームは、遠征費が支給されます。オレゴンやワシントン、カリフォルニア、ハワイなどが含まれるWest Religionでは、今年は、ハワイ大学がこの遠征費を獲得しました。

#69OSUがUCAの大会に出ない理由

今年OSUは、ビデオ審査を通過し、ナショナル大会への出場権を手に入れました。これは、AmberがOSUのコーチになり、大会出場を目的としたチームに作り変えて以来、初めてのことです。しかし、Amber とTodd(Amberの旦那さんでアシスタントコーチ)は、今年は、UCAには出場しないことに決めました。それは、フロリダまでの旅費がチームの費用からは出せないこと、お金をかけて行ったとしても、まだ入賞できるようなチームには成長していないからとの理由です。よって、もう少しチームが強くなるまで、待とうという判断です。自分達でお金を出してでも、アメリカの大会やヨーロッパの大会に出場する日本人とは、異なる価値観です。日本人の私は、大会に出れば、「今年のメンバーにとって、いい経験と思い出になる」と考えますが、ここアメリカでは、個人がクラブ活動に対して、お金を出すということは、まったくないのです。よって、今年も昨年と同様、USAの大会に出場することに決まりました。USAのナショナル大会はラスベガスで行われるため、遠征費が安くつくからです。

#70UWがUCAの大会に出ない理由

UWことUniversity of Washingtonも今年は、UCAの大会には出ません。その理由は、大会と同じ日にバスケットの試合があり、その応援に欠席することが出来ないからだそうです。これは、UWのアスレチックデパートメントが決めている事で、コーチの判断領域ではありません。よって、UWは、今年はNCAの大会に出るそうです。なるほど、アメリカにもいろいろ事情があるのですね。自由なようで、規制があるアメリカの一面です。

#71写真撮影

カメラマンに来てもらい、公園で写真撮影をしました。1人1人ポーズしてとる全身写真、顔のアップ、チーム全員で汽車に乗って撮る写真、リバティー、ヒールストレッチ、アラベスク、キューピーなどでズラーと並んだ写真、ピラミッドの写真など様々です。右の写真は、その写真撮影の様子を撮ってみたものです。素敵な記念の写真をいっぱい撮ってもらい、いい思い出が出来ました。この写真は、インターネットで見て、個人で注文します。

#71 写真撮影|アメリカチア留学記|TSUKUBA ALL STAR CHEER

#72大会練習

いよいよ大会に向けて本格的に練習が始まりました。大会メンバーになる条件はバク宙(スタンディングからの)が出来ることです。全員でバク宙をするのが、コーチの強い意志なので、これが出来ない人は、どんなにスタンツが上手でもメンバーに入る事はできません。日本とは違うな、と感じるのは、大会メンバー以外の人は練習にはほとんど来ません。コーチは、「練習に来て、自分のレベルアップをすることを勧めるわよ」と言ってくれますが、参加するかどうかは個人の自由です。正直な話、チームのメンバーの中には、もう上達することを諦めてしまっている人もいます。日本だったら、高校なら3年間、大学なら4年間続けるのが普通なので、たとえ今回大会に出られないとしても、自分の自主練習に時間を使うでしょう。しかし、1年シーズン制だと、「来年はやらない」と、あっさり辞めることができます。良し悪しですね。

#73とってもスィートなゲーム(1)

クリスマスホリデーに入る前は、5日連続の大会練習でした。ハードな練習の中に楽しみをつくるために、コーチがとてもスイートなゲームを用意してくれました。まず、紙に好きな飲み物、おかし、ヘルシーな食べ物、そして名前を書きます。その紙を一度集めて、1人1枚引きます。その紙に書いてある相手がSecret Pal(秘密の友達)です。次の日にそのチームメイトにちょっとしたプレゼントを用意してきます。その参考になるのが、飲み物、おかし、ヘルシーな食べ物などのリストなのです。誰からのプレゼントか分からないように、みんな同じような茶色の紙袋に入れて持ってきます。練習の前に、その袋を集めて、練習が終わったら、それをもらえます。次の日、また同じ人にプレゼントを用意します。中に手紙を入れてもOKですが、名前は書いてはいけません。日がたつに連れて誰からのプレゼントなのか、予想がついてきたり、全くつかなかったりで、楽しいです。

#73 とってもスィートなゲーム(1)|アメリカチア留学記|TSUKUBA ALL STAR CHEER
私のパートナーのJoshです。

#74とってもスィートなゲーム(2)

最終日は、みんなで輪になり、ひとりずつ自分のSelect Palは誰だと思うか言っていきます。それが、正解なら、その人からプレゼントがもらえます。間違いだったら、もう1回自分の番が回ってくるまで、お預けです。こうして、最終日には、誰が自分の秘密の友達だったか分かるのです。プレゼントは、コンビニに売っていて、簡単に準備ができて、安いもの(100円か200円くらいのもの)で十分です。家にあるちょっとした雑貨のプレゼントを加えても楽しいです。毎日、試行錯誤しながら準備する楽しみと、もらう楽しみがあります。是非、みなさんのチームでも試してみてはいかがでしょうか。大会前で、練習を連続して行わなければならないとき、ここは踏ん張りどころ!というときにやるのが、オススメです。とてもいい雰囲気で練習を終える事ができます。

#75バンクーバー旅行記(1)~クリスマス~

クリスマスにかけて1週間、ShawnとNicoleの住むバンクーバーに行ってきました。ShawnとNicoleは、2001年、2002年と連続でJCA(日本チアリーディング協会)のサマーキャンプに来てくれたカナダ人のスタッフです。2人はとても快く迎えてくれ、最高のクリスマスをカナダで過ごす事ができました。私の英語も上達してきているみたいで、いろいろなことを語り合うことができました。これが実感できたのは、本当にうれしいことです。そして、このようないい友達に出会えたのも、本当にチアリーディングのおかげです。

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#76バンクーバー旅行記(2)~クリスマスプレゼント~

こちらのクリスマスは、日本のちょうどお正月にあたるような気がしました。親戚一同が集い、一緒に食事をしたり、おしゃべりしたり。それから、大量のプレゼントを交換し合います。日本では、プレゼントを用意するときは、「いいものを1つ」準備しますが、こちらでは、同じ人へ3つも4つも準備します。ラッピングは、自分で行います。クリスマスショッピングをニコルとショーンと沢山したので、どのようにプレゼントを準備するかとアイディアを知りました。そして、ビジターである私まで、盛りだくさんのプレゼントをいただきました。

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#77カナダのチアリーダーと練習

カナダの大学チアリーダー達が、クリスマスシーズンに自主練習を行っていました。そこに、ショーンとニコルと行き、一緒に練習をしてきました。このチームはCo-edチームでしたが、男の子達のほとんどは、チアリーディングをはじめたばかりの初心者でした。私は、体が小さいので、彼らにとっては絶好の練習台です。ハンズ→リバティーの基本技を6人くらいの男の子を相手に練習してきました。夜10時ころ練習を終え、その後は、コーチのアパートに行き、みんなでピザを食べたり、チアのビデオを見たりして楽しみました。新入生の男の子達は、コーチ(男性)が初めてスタンツをしたときの話などを楽しそうに聞いていました。カナダの大学生チアリーダーも日本のチアリーダーと全く同じように、チアリーディングをとても楽しんでいる様子です。ショーンは、「どこの国のチアリーダーも同じだよね。」と話していました。私も同感です。

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#78雪山で夜景を背景にスタンツ

ショーンとニコルと、Grouse Mountain(バンクーバー)に行きました。毎年12月には、スキーができるそうなのですが、今年は雪があまり降らないらしく、まだスキーはできない状態でした。このスキー場からは、バンクーバー市内の夜景が見えるので、ここでのスキーをすると、夜景の中に滑り落ちるような感覚だと、ショーンは話していました。残念ながらスキーはできなかったのですが、ショーンとニコルと雪山で、夜景を背景にスタンツをして、写真を撮って楽しみました。今度来たときは、スキーをするぞー!ちなみに、カナダでスキーをするのは、私の夢のひとつなのです。

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#79ニコルとのヒップホップ、アイススケート

ニコルとは、ヒップホップのダンスクラスに行きました。彼女は、かつてダンスの奨学生としてダンスに通っていたこともあるそうです。ちなみに、彼女は、数々の映画にも出ている女優でもあります。ダンスを楽しんだ後、今度はアイススケートをしにスケートリンクに行きました。私は小学生の頃、母にスケートを教えてもらったので、スケートは滑れますが、ニコルはもっともっと上手でした。彼女は、本当に多才です。一緒の趣味(体を動かすこと)を持っている友達のところに訪れるのは、楽しいです。

#80バンクーバー最後の夜

バンクーバーでの最後の夜は、ショーンと一晩中チアの話をしていました。英語で一晩中話しができるようになったことに、感激です。オレゴンに戻る飛行機が早朝だったので、シャワーを浴びて、そのまま寝ずに、空港まで送ってもらいました。ショーンは、この日も仕事だと言っていました。ショーンとニコルは日本のチアリーダーが、本当に大好きなようです。サマーキャンプで、一生懸命練習する日本人の気質がとても好きらしいです。それから、日本のスタッフ達が大好きだそうです。2003年も日本のキャンプに参加したいと言ってくれていました。