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アメリカチア留学記|TSUKUBA ALL STAR CHEER

American Cheerleader Study Abroad

アメリカチア留学記

OSU Cheer Report#81~#100

#81アメフトテレビ観戦

Pca10のカレッジフットボールシーズンは終わったのですが、年始は、オレンジボール、ローズボールなどの大きなゲームがあります。テレビでこれらの試合を見ているのですが、本当に面白い!日本ではめったに見られない好プレーの連発なのです。Amazingです。

#82バスケット応援

今は、カレッジスポーツはバスケットのシーズンです。バスケットも迫力満点です。女子バスケットも凄い!あの身体能力は素晴らしい。観戦に来ているのは、学生よりも中高年の方が多いかもしれません。チアリーダーはタイムアウトのときに、コートに出て、演技をするのですが、おじいさん、おばあさんが楽しそうに演技を見てくれるのは、本当にうれしいです。手拍子をしてくれたり、一緒にパンチをしてくれたり。ファイトソングには、B・E・A・V・E・R・Sといいながらパンチをする部分があるのですが、みんなファイトソングを知っているので、一緒になってやってくれます。ブラスバンドの演奏もゲームの雰囲気を盛り上げます。「どうして、アメリカ人はスポーツ観戦が好きなのか?」私は、「試合会場の雰囲気が楽しいから」だと思います。ブラスバンドの演奏、マスコット、ポップコーンの匂い、会場の一体感、子供達によるハーフタイムショー。チアリーダーは、これらと同様に、ゲームを盛り上げる1つの要素です。

#82 バスケット応援|アメリカチア留学記|TSUKUBA ALL STAR CHEER

#83高校生大会でのスポッター、エキシビション演技

オレゴン州では高校の体育館を使って、高校生のチアリーディング大会が沢山行われています。これらの大会の主催者は、大学コーチにスポッターやエキシビション演技の要請をしてきます。今日は、男の子2人と私でこれらの大会に行ってきました。男の子2人はスポッターをし、また、演技と演技の合間に、私とCo-edのパートナースタンツを見せます。高校のチアリーダーは、男の子が少ない(&まだ力強くない)ので、私達の演技を、楽しんで見てくれました。さらにこの機会を利用して、Oregon State のパートナースタンツクリニックやトライアウトについてのアナウンスをしました。私もマイクを借りて、日本のチアリーディングの様子を紹介してきました。「日本の学生もみんなと同じようにチアリーディングが大好きなんですよ」って。大きな拍手をもらいました。

#84冬学期スタート

1月からWinter termがスタートしました。このタームは、私にとって最終タームです。このタームが終わったら、日本に帰国します。今回は、語学学校の最終レベルにあたるレベル6です。このタームは、語学学校の学生として、大学(Oregon State University)の授業をObserve(観察)することができます。私は、自分の専攻分野であるExercise & Sports Science学科の「Motor Learning and Control」という授業を受ける事にしました。最近、この内容に興味があり、もっと勉強したいなと考えていたので、good opportunity(とてもいい機会)です。また、このクラスに友達もいたので、分からないところは助けてもらおうと思います。大きな大学付属の語学学校は、コミュニティーカレッジや地域の語学クラスに比べて授業料が高いのですが、非常によくOrganize されていますし、よりAcademicな内容です。講師の先生も外国語教育が専門の専門家です。

#85大会練習の様子

OSUのチアリーダーは、個々の能力は高いです。しかし、大会のルーティーンとなるとなかなかうまくいきません。個々のパートナースタンツは出来ても、全体としてタイミングが合わなかったり、疲れて(特に男の子が)思うように、力が使えなかったり。ルーティーン後は、女の子は結構平気な様子なのですが、ベースである男の子達は、通しの練習の後は、はっきり言って死んでいます。Co-edスタンツ(男女で組むスタンツ)の場合、特にベースとなる男の子の体力がきついようです。なかなか完成度が上がらない時期が1ヶ月くらい続きました。これは、日本のチアをやっていてもよくあることです。でも、そのとき大切なのは、Keep Going(続けること)です。1日、1日の練習で明らかな上達が見えなくても、その時期が過ぎるときがやがてきます。そのとき大切なのは、「前向きでいること」「怪我人を出さないこと」です。

#86すき焼きにチャレンジ

チアリーダーの友達から、「Sukiyakiを食べた事があって、とってもおいしかったから、由紀、作って!」と催促を受け、すき焼き作りにチャレンジしてみました。割り下を作る材料は、簡単にそろえることができましたが、問題は具です。まず、アメリカの普通のスーパーには、「細切れ」のお肉が売っていないので、「thin cut(薄切り)」の牛肉を使いました。それから、春菊は見当たらないので、えい!白菜で代用!!(母が聞いたら、「え~」と言いそう)。お砂糖と醤油を多めに使い、アメリカ人の口に合うように、濃い目の味をつけました。具はちょっと日本のすき焼きとは違うけれど、味は、スキヤキ!なかなかのGood Jobでした。アメリカ人の友達は、日本の伝統の味、すき焼きに大満足してくれました。最後にしょっぱいお汁をゴクゴクと飲んでいる姿にはびっくりしましたが。「だって、汁がおいしいんだもの」と言っていました。そんなにしょっぱいもの飲んだら、体に悪いって(笑)。

#87親子丼、肉じゃがも人気メニュー

今日は、親子丼を作りました。ルームメイト達にも、人気のメニューです。私は親子丼をアメリカ人に説明するときに、「mother and baby ball」と説明しています。それから、肉じゃがも人気です。日本の伝統的な味、お醤油、みりん(スーパーに売っています)、砂糖、だし、日本酒の味付けは、アメリカ人にも好まれるようです。私自身は薄口の味つけが好きなのですが、アメリカ人は、濃い目、甘い目が好きなので、ここでは少し濃い味つけをしています。

#88休日のお菓子作り

なぜか、お料理の話題が続いています。オレゴンに来てから、いろいろなアメリカのお菓子作りにチャレンジしています。アメリカには、ブラウニー、ケーキ、クッキー、マフィン、ゼリーなどが簡単に作れる材料がたくさん、売っています。種類も豊富なので、いろいろ作って試してします。私の母は、お料理がとても得意な人で、材料も一流のものをそろえて、それはそれは丁寧に作り上げます。小麦粉はケーキ用のものを取り寄せ、小麦粉を何回も振るいにかけ、勿論、卵の黄身と白身は別々にあわ立てる、という風に。それと比べて、アメリカのお菓子作りはなんとも、単純。ミックスされている粉にサラダオイル(バターじゃないのです)と卵と水を混ぜて、かき混ぜるだけ。5分もあれば、出来てしまいまい、あとは、焼くだけです。あまりにも簡単に出来てしまって、面白いので、毎週Weekendには作って、ルームメイトと食べています。

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roonmateの猫、kittyです。

#89アメリカのチアリーダーのミーティングの仕方

アメリカのチアリーダーのミーティングの仕方は、とにかくSmart(英語では、「賢い」「きびきびした」という意味)です。小学生、中学生、高校生、大学生用のそれぞれのクリニックを開催してきたのですが、その計画は、チアリーダーが担当します。コーチは、それをうまくサポートしてくれます。練習前の30分くらいの時間を話し合いの時間として与えられ、「その間に話し合って、チラシも作っちゃいなさい」と指示され、その短時間の間に、話し合いを終わらせてしまいます。学業とチアを両立させなくてはならない彼らにとって(日本のチアリーダーも同じですが)、だらだらと時間をかけて話し合いをするということは、この1年(ワンシーズン)を通して一度もありませんでした。このミーティングの仕方は、是非見習いたいところです。

#909ヶ月での英語の上達

バンクーバーでの最後の夜は、ショーンと一晩中チアの話をしていました。英語で一晩中話しができるようになったことに、感動!英語の能力は、スピーキング、リスニング、ライティング、リーディングというカテゴリーで考えられますが、アメリカに来て9ヶ月、一番伸びたスキルは、スピーキングだと思います。私のお気に入りの授業は、Maria先生のスピーキングクラス(最終レベル)。この授業では、プレゼンテーションはもちろんのこと、討論の仕方や討論のリードの仕方なども学びました。この授業はとてもQualityが高くて、英語の勉強だけでなくコミュニケーションの勉強になりました。この授業は、かなり気合を入れてがんばったので、最終評価では「A」、コメントで「outstanding(跳び抜けて良い)」という評価をいただき、自信につながりました。

#90 9ヶ月での英語の上達|アメリカチア留学記|TSUKUBA ALL STAR CHEER
Maria先生。Mariaはこの春にPhD(博士号)を取得し、Dr.となりました。

#91Amberコーチ、ご懐妊!

Amberコーチ、旦那さんのToddは私と同じ歳の28歳です。2人は、結婚して、5年目です。去年から、そろそろ子供がほしいと言っていたのですが、念願が叶ったのです。予定日は、7月中旬。今は、妊娠5ヶ月なのですが、Amberのお腹は日に日に大きくなってきています。それでも、彼女は、ある程度体を動かし、チア、ダンスチームの指導をしています。チアのシーズンは、3月で終了し、4月に次年度のトライアウトを済ませれば、基本的に、8月までは練習がありません。その期間をうまく計算にいれて、子作りしたそうです。

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#92アメリカで学んだライフスタイル

9ヶ月アメリカで過ごし、いろいろなことを肌で感じてきました。その中のひとつは、アメリカの学生、社会人のライフスタイルです。ONとOFFを分けるアメリカ人、休日をきちんととるアメリカ人というイメージは、ここに来る前からありましたが、このライフスタイルには、あるコツがありました。それは、Weekdayは遊ばないのです。日本の学生や社会人は、平日の夜でも、遊びに行ったり、飲みに行ったりしますが、アメリカ人はしません。Weekdayは完全にONなのです。だからこそ、休日が待ち遠しいのです。そして、金曜日の午後には、すっかりOFFにギアを切り替えます。パーティーをするのは、金曜日の夜か土曜日の夜。日曜日の朝はのんびり過ごしたとしても、午後からは、残っているホームワークをしに、図書館に行って勉強したりします。月曜日の朝には、しゃきっとして、すっかりギアがONに切り替わっています。このライフスタイルが気に入ったので、日本に帰っても、続けようと思っています。

#93さようならクラスメート

ELI(English Language Institute)で過ごした3ヶ月、気がついてみれば、かなりたくさんの友達ができていました。韓国のMinho, Insoo(この2人のおじさんは、家族連れできています)とは、Summer、Fall、Winterと3ターム一緒のクラスメートだったので、かなり仲良くなり、授業中に先生もまきこんで雑談をはじめる仲でした(おいしいベイカリーの話とか)。台湾から来ているYunjuと、タイから来ているJiabとは、Fall、Winterの2ターム連続のクラスでした。勿論、日本人留学生にもたくさん出会いました。留学生の多くは、20歳から24歳くらいの人で、年下の男の子、女の子と学びあった楽しい日々でした。大学の助手として働いていた経験上、日本の大学生達が海外でどんな留学生活を送るのか、というのも、興味の的でしたので。ここに来たときは、コーチのAmber以外誰も知らなかったのに、9ヶ月でこんなにも知り合いが増えていることにびっくりです。最後の週は、毎日のように、お別れパーティーやお茶会でした。I will miss Corvallis!

#93 さようならクラスメート|アメリカチア留学記|TSUKUBA ALL STAR CHEER

#94Great Harvest

帰国の3週間くらい前に知り合い、急激に仲良くなったHakko(彼女は、日本人ですが、OSUを卒業してアメリカで働いています)から、おいしいベイカリー(Great Harvest)を教えてもらいました。これが、もうGREAT!!!! 私は、朝昼版と3食パンでも大丈夫というパン好きなのですが、ここのパンは、本当に最高!とにかく、小麦粉がおいしい!焼きたてのパンを紙袋に入れてもらい、香ばしい匂いをかぎながらダウンタウンを歩けば、幸せな気持ちでいっぱいになります。東京にも、おいしいパン屋さん(デパ地下など)がたくさん、沢山ありますが、今思うのは、「あり過ぎる!」と思うのです。お気に入りのカフェも2つか3つあれば十分なのに、東京には、あり過ぎる。雑誌を読めば、常に新しい情報があふれているし、それに追いつこう、追いつこうとして、休みがない(ファッションも)。ここは、Corvallisという小さな街だけど、私の好きなものがちゃんとあるのです。活気と刺激にあふれている東京も悪くないけれど、I love simple lifeです。

#95タイのチアリーダーやUCLAのチアリーダー

私のこのホームページには、少しだけ、英語のページがあります。今までは、日本の方からのメールが多かったのですが、最近は、海外のチアリーダーからもメールが届くようになりました。どこから、私のページを見つけてくれたのか不思議ですが、うれしい出来事です。タイのチアリーダーがメールをくれたのをきっかけにメールで文通し、タイのチアの話を聞かせてもらっています。また、UCLAのチアリーダーの方から「日本とアメリカのチアはどこが違う?」というメールをもらい、長いメールでお返事を書きました。ホームページって楽しいです。このページを通して、いろいろな方とお話する機会ができました。

#96Iso Arikoさん; NFL 女性初トレーナー

NFL(National Football League)で女性初のトレーナーとして働いているのは、日本のIso Arikoさんです。彼女は、Oregon State Universityの卒業生であり、先日、キャンパス内で彼女の講演がありました。高校を卒業して、アメリカに留学し、その後いろいろな経験を経て、NFLトレーナーとして採用されるまでの経歴の話でした。話の中で何回も出てきた言葉は、「I had a good time」という言葉でした。ひとつひとつの経験を、「あの時は楽しかった」と言えるのは、素敵だと思います。人生、それの積み重ねだと思うからです。OSUのキャンパス紙(Barometer;日刊紙)にも、「100パウンドの女性が、330パウンドのフットボール選手に出来る事」という見出しで記事が載っていました。女性だということ、日本人だということを決してマイナスに感じさせない、いきいきとした素敵な方でした。このような素敵な方がアメリカで活躍しているのは、同じ日本人としてうれしいことですね。

#97まいちゃんとかおりちゃん

これは、夏休みのお話です。札幌学院大学のチアリーダーのまいちゃんとかおりちゃんが一週間ほど、遊びに来てくれました。彼女達は、私がかつて、JCAのサマーキャンプでスタッフをしていたときのlittle sisterだった子達です。私がアメリカに来ていることを知り、ジャパンカップが終わった直後に遊びに来てくれました。2人ともオレゴンでのチアの様子を見て、楽しんでくれたみたいだし、私も2人が来てくれてとても楽しかったです。Mattyと一緒に、University of Oregonにも遊びに行ったよね。来てくれて、ありがとね!

#97 まいちゃんとかおりちゃん|アメリカチア留学記|TSUKUBA ALL STAR CHEER

#98Matty

2001、2002年のサマーキャンプに来てくれたMattyはオレゴン出身です。彼は、来年からハワイ大学のチアリーダーとして現役復活する予定だそうです。ハワイ大学は、優秀なチアリーダーには、授業料の全額を奨学金として用意してくれています。Mattyはその奨学金をもらいながら、大学に通うそうです。しかも、日本語を専攻したいと言っていました。Mattyはチアのサマーキャンプを通して日本に来るうちに、日本がとっても好きになってしまったようです。私もチアを通してアメリカを知り、その文化がとても好きになりました。

#99虹のゲート

帰国の出発は、Portland空港からです。ポートランドまでは、Akiが車で送ってくれました。CorvallisからPortlandまでの道のりの間に、虹を2回も見る事ができました。しかも、トンネルのような虹のブリッジ。虹が「日本に帰ってからもがんばってね!」って言ってくれているようでした。本当に楽しかったオレゴン生活。7年以上も前から夢だったアメリカでのチア体験や英語の勉強、アメリカでの生活を実現することができて、満足いっぱいです。次にやりたいこともいっぱいあるのですが、しばらくはのんびりと暮らそうかな(無理かな・・・)。

#99 虹のゲート|アメリカチア留学記|TSUKUBA ALL STAR CHEER

#100最後の夜はKristinと一緒に

帰国は、3月18日(火)のフライト。17日のお昼過ぎにCorvallis(OSUのある小さな街)を出て、空港のあるPortland(オレゴン州で最大の町)に向かいました。Portlandには、2002年サマーキャンプのスタッフとして日本に来てくれたKristinが住んでいるので、彼女とオレゴン最後の夜を過ごそうと思っています。あと数日したら、日本の生活に戻ります。このOSU Cheer Reportもこれでおしまい。チアの話より、アメリカ生活の話のほうが多くなってしまったかもしれませんが、このレポートが、これから「アメリカでチアをやってみたい」と思う日本のチアリーダー達の参考に少しでもなれるなら、うれしいと思います。たくさんの方から、「レポート、楽しく読ませていただいています」というお便りいただきました。そのような言葉に励まされて、ここまで書き続ける事が出来たのだと思います。

#100 最後の夜はKristinと一緒に|アメリカチア留学記|TSUKUBA ALL STAR CHEER